Chromeタブグループ・パソコン ⇔ モバイルで同期が可能に。
このタブグループを同期させる機能、パソコン・iPad・iPhoneと複数端末を持っている自分には非常にありがたい機能なのだ。だが、なぜかiPadだけタブグループ機能が使用できなくなっている。ヘルプページにはiOSと共通で記載があるのだが。
タブグループが同期されないと、iPadにいちいちページを送信することになって面倒なのでどうにかしたい。色々調べてみるとRedditに「Chrome://flagsに試験機能として追加されてるよ~」とのこと。
ただ試験機能段階なので、何かしら重大バグが残っているか機能評価が終わっていないのだろう。この機能を有効にすることで、大なり小なりバグが発生する場合があることをご了承いただきたい。
今回の環境は以下のとおり
- 実機:M2iPad Air (A2903)iPadOS 18.3
- アプリバージョン:Chrome Mobile 133.0.6943.33
本題…の前にChrome://flagsとは
デスクトップ版やアンドロイド版のChromeではおなじみの試験機能へアクセスするURL。いつのビルドから追加されたのかわからないがiOS・iPadOSにもついに実装されるようになった。Experiments(実験)と名がついているように、今後実装予定の色々な試験機能が詰まっている。
あくまで実装予定なので正式リリースされず削除されることも。
一部環境でブラウザの高速化や軽量化に寄与する機能が実装されていたりする。標準的な環境では意味をなさない機能も多々ある。
iPad版Chromeのデフォルト画面
iPad版Chromeのデフォルト画面がこちら。すでにExperimentsページを開いてしまってますが、横にスライドすると
履歴一覧を見ることができます。タブグループを作成・同期する機能を入れるとここがタブ一覧へ変化します。次の項目では実際に機能を有効にする手順を説明します。
タブグループ・タブグループ同期有効化
また先走って色々有効化していますが、画像中「Enabled」となっているところが、タブ作成・同期機能に関わる所になります。
Chrome://flagsの中に「Enable Tab Group on iPad」と「Enable Tab Group Sync」という機能がある。この2つを有効化するとiPadでタブグループの作成・他端末とのタブグループ同期ができるようになる。検索窓にコピペしましょう。
はじめに
- 「Enable Tab Group on iPad」
この機能を「Default」→「Enabled」にすることでタブグループの作成・削除機能が有効化されます。タブグループがつくれれば十分って人はこの機能を有効にするだけで大丈夫です。
次に
- 「Enable Tab Group Sync」
この機能を「Default」→「Enabled」にすることでタブグループ同期機能が有効化されます。両方有効化しないとタブグループの同期はされないので注意。
機能を有効化すると「再起動後に有効化されます」というポップアップが下に出ます。iPadOSだとアプリを再起動なんてコマンドは無いので、上にスワイプして起動アプリ一覧を開きます。
Chromeアプリを上にスワイプして強制終了させ、再度アプリを開くとアプリを再起動したとことになります。
再起動するとタブグループ作成・同期機能が有効化されて、先程履歴表示だった箇所がタブグループ一覧へ変化します。自分はパソコン側に保存していたグループが同期されています。
マークを拡大するとこんな感じ。タブグループ一覧のマークへ変化しています。
iOS/iPadOSでのタブグループ作成
では実際にiOS/iPadOSでタブグループの作成をします。説明はiPadOS版です。
開かれているタブを長押しすると、「タブをグループに追加」と出ます。
これをタップすると
このような画面が開いてきます。今回はグループ名にテストと入力してみました。
まとめ:早めに正式機能としてリリースしてほしい。
機能を有効化する手順自体はかなり簡単。今のところバグなどは発生していない。非常に便利な機能なので正式リリースが待ち遠しい。
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