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【モニターアーム】モニター配置を流行りの上下配置で使ってみる。

パソコン・周辺機器 2025/05/15

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モニターアームのスタック配置

最近のスタンダード?らしい

新年一発目はモニターアームについてです。
今までパラレル配置(左右配置)で27インチ4Kモニターを使ってきましたが、目線の移動だけではサブモニター左端に表示しているウインドウが非常に見辛いため、首を動かす必要がありました。これ意外と首が痛くなるのでどうにかしたいと思いつつ、解決策が思い浮かばず1年以上経過。

ずっとネットの海を彷徨い、どこかのリモートワーク用モニター特集のひとことに「意外と上下配置もありですよ?(意訳)」とあり「これだ!」と思って試してみることにしました。ちょうど密林の先行黒金セールだったので前々から欲しかったモニターと同時購入。

壁寄せで設置するためにポールタイプを選択

モニターアームの販売ページのスクリーンショット

今回はデスク設置場所の都合でモニターを壁にできるだけ寄せ、デスク上のスペースを確保したいのでエルゴトロンLXのようなアームタイプではなくポールタイプのサンワサプライ100-LA031(AA)を購入しました。

エルゴトロンLXのような通常のアームタイプのモニターアームでも上下配置することは可能です。ただアームのベース部分を左右離して設置したり、ロングポールなどベースを交換する必要があります。またアーム部分が横や後ろ側に張り出してスペースを取るので壁を背にしてデスクを設置している場合はおすすめできません。(特にエルゴトロンは安定性を重視するため、ベース部が他社品にくらべ大きくなる傾向があります。)

100-LA031取り付け図面

購入した100-LA031の取り付け寸法は上記の通り。図面を見る限り13mmから取り付け可能そうです。ただ、24インチモニター(2枚分)+アーム自重で天板が若干たわむことを考えると、最低でも天板厚は18mm程度の物を選ぶべきと思います。27インチ想定では天板厚20mmは欲しいところです。

ディスプレイマウントの画像

耐荷重は1アームに対して10kgまで、VESAマウントは75mm/100mmの2種類に対応。アーム部分は2関節タイプでパン・チルト両方可能です。ポール内部が配線スペースとなっています。

モニタサイズは公称で2枚合計720mm(1枚約360mm)までなので27インチ2枚でも大丈夫です。32インチだと機種によって、取り付けられるか怪しい製品が出てきます。

ディスプレイアーム部分の固定金具

ポールへの固定はクイックリリースというモニターアームの中では珍しい方式。工具不要で固定できるので高さ調整は非常にやりやすい。固く固定したい人向けにイモネジも付属。(画像は逆に付いてます。レバー先端が上に来るように設置してください。)

台座は横80mmと小さめ。面圧が高くなりやすいので、杉のような柔らかい素材やIKEAのイドーセンみたいなハニカム構造の天板だと天板がヘコむか穴が開く可能性があります。補強プレートを間に挟んだほうが良いかもしれません。大体1000円~1500円くらいで買えます。

モニター設置&配線

DELLU2723QXの外箱画像

今回設置するモニターは上下共にDELL U2723QXです。公称重量4.48 kgで100×100のVESAマウントを使用します。

DELL U2723QX VESAマウント画像

U2723QXのVESAマウント部分です。付属のねじでマウントプレートを取り付けます。切り欠きが上側です。

VESAマウントへのディスプレイマウントプレート取り付け

2枚とも取り付けるとこうなります。
取り付け時、モニター位置の微調整をするには片手でモニターを支える必要があります。一人で作業するにはつらいです。
ディスプレイアームのモニター取り付け例

この27インチモニター2枚構成ですが、取り扱い説明書にある取り付け推奨寸法ギリギリです。ひと回り大きくなる32インチの2枚構成はキツいかも。もし取り付けるとするなら、下側モニターを机ギリギリまで近づけることになりそうです。

ディスプレイアームのモニター取り付け高さ

上側の配線穴は直径およそ45~47mm。カバーつけると20mmくらい。線径の太いDPケーブルや電源ケーブルなどを4本通してカバーつけるとギッチギチ。下側はもっと狭いので電源ケーブルも細線タイプやコネクタ部分が薄型のものだと配線が楽になります。

100-LA031配線孔

AINEXの極細3ピンタイプ(125V 7A)がかなり細いんでオススメ。L型ならモニターとの間から垂れたケーブルが見えることもなくなります。

まとめ:デュアルモニターの上下配置は楽。

ノートパソコンと上下配置モニター

現状、ノート+上下配置の合計3枚体制です。

ノートパソコンの画面で作業しながら、下側のモニターでデータ確認と画像編集。上側モニターでTwitterとYoutube垂れ流しです。休憩時には背もたれを倒して、寝ながら上のモニターでアマプラ見てます。

作業スペースはパラレル配置時代とほぼ同じですが、モニター端まで使えるのでパラレル配置より若干増えている気がします。あと「あのウインドウどこだ!」って探すことが減りました。

かれこれスタック配置を使い始めて1ヶ月ほど経ちますが、作業終わりに首痛え~と思うことが少なくなりました。あきらかに首への負担が減ったと思います。

いや~思い込みって怖い。マルチモニターの配置は左右置きが至高!と思い込んでました。上下配置試したこともないのに。常識は疑ってみるものです。