ブレーキレバーが底突きする。
初代Canyon GRAILには105 R7000の油圧ブレーキシステムが採用されている。Canyonから8割組みされた状態で空輸されてくる。とりあえずハンドルなどを乗れる状態まで組み立てて試乗してきた。
変速やホイールに問題はなかったのだが、ブレーキをかけるとレバーが底突きする。
ブレーキパッドのアタリがついていないということもあるが、前に乗っていたCAAD12 DISCのR505 STIより効きが悪くて正直なところ違和感しかない。
とりあえずエア抜きを一度してみることに。
作業準備
必要な工具は以下(シマノの場合)
- SM-DISC(シマノ油圧ブレーキ用のオイル漏斗)
- ブレーキフルード(シマノ用)
- R91/8/7000系用のファンネルアダプター
聞いたとき注射器いらないの?みたいな感じはあったけれど、それがいるのはオイルホース内にオイルが全く入っていないとき、つまりブレーキ周りを組み替えたときに必要なようです。プロショップの人に聞いたから間違いはないはず。
準備
まず「下が汚れてもよい場所」であることが前提です。シマノディスクブレーキフルードはミネラル系のオイルを使って作られていますが、オイルはオイルなのでこぼすと大変なんですよ。ふき取るのも大変。
使用オイル
自分は「シマノ純正のブレーキフルードを使ってください。」としか言いません。互換品もありますがちょっとしか安くなりませんし、特にブレーキ系なので純正以外使う気になりません。容量はAmazonで買うなら500mlが2000円程度、1Lが3000円程度です。500mlなんて100mlと変わらないくらいの値段です。
漏斗(ファンネル)とアダプタ
上の漏斗がSM-DISCで下についているのがファンネルアダプターです。
このファンネルアダプターなのですが、GRAILの場合予備パーツが入っている袋の中に入っていました。
ちなみにこいつがないとSTIに漏斗の下部分が干渉して付きません。無いならどこかで調達しましょう。
上側へ飛び出ているのはオイルを止めておくための栓です。これはSM-DISCを買うとついてきます。漏斗・ファンネルアダプターにはねじが切られていてこれでSTIのオイル投入口に固定するようです。
あと下についているOリングはなくすとそこからオイルが漏れます。無くさないように。(1敗)作業開始
基本シマノのマニュアルのやり方に従って作業しました。「シマノマニュアル」
ただ、あくまでマニュアルはお手本であり、実際に作業するうえではマニュアル通り作業するとやりずらい場所があったので下に書いていきます。画像はマニュアルからの抜粋です。
作業図ではSTIのカバーを一部しか外していませんが、実際に作業するときはハンドル側まですべて外したほうがブラケットが邪魔にならずに作業できます。
何よりフルードが垂れてブラケットにつくと拭いても取れずヌルヌルして大惨事。
またマニュアルP.38 17~P.40の手順ですが、STIタンク内のエア抜きの手順となります。
ここはマニュアル通りにSTIを傾けないとエアが完全に抜けません。オイル供給口がタンク最上部より下にあるためです。通常のハンドルならステムのボルトを緩めてハンドルだけ傾けて作業できるのですが、GRAILはステムハンドル一体型なのでフレームごと傾けていました。私はメンテナンススタンドなんてものは持ち合わせていないので、2Lのペットボトルの入る段ボールを裏向けにして後輪をのっけて傾けながら作業してました。ただこれ安定性が皆無でしたので、マネするなら自己責任でお願いします。瓶ビールケース・一升瓶のケースがちょうど良さそう。
ブレーキホースのエア抜きは、スマホのバイブレーション機能を使うと楽にできます。GRAILはブレーキホースが内装式のためマニュアルのようにブレーキホースを叩いてエアを逃がす方法が取れません。
当てているとそこそこ大きい泡が出てきてびっくり。そりゃ止まらないはずですよ。
泡が出てくなくなったらSTIタンクのエア抜き手順をもう一度行い、泡が出ないことを確認しましょう。あとはファンネルを外して、タンクの蓋をします。
マニュアルにも書かれていますが、少しあふれさせながら締めましょう。エア噛みの原因です。
まとめ
ステム一体型ハンドルではかなり面倒な作業になります。自分で作業する方は気を付けて作業を行ってください。


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