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【PCデスク】バカデカデスク制作。1830×750サイズのデスクを作る

DIY パソコン・周辺機器 2025/06/06

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PCデスク

バカデカデスク制作。

モニター3枚載るデスクが欲しい。調べる。およそ8万円。高い。パイン材でいいから安く作るか。こんな感じで作り始めたデスク。自分がDIYに至った経緯と制作上の注意事項を残す。

作る前に下調べ

既製品を買うにもDIYするにも、自分がどのように使う想定でいるのかしっかり書き出す必要があります。方向が定まらない状態で設計・製作を進めてしまうと、デスク完成後に「あれ?なんか思ってたんと違う!」ってなる。

自分の参考にしたところ(一部抜粋)ですが

Twitter
#お前らのpcデスク周り晒していけ
#お前らのPCデスク周り晒してけ
#desksetup

YouTube
・理想の書斎づくり|Fantastic workspace(https://www.youtube.com/@rshosai
・クリエイティブの裏側(https://www.youtube.com/@c.uragawa
・オガワコウ / misclog - Apple・ガジェット(https://www.youtube.com/@misclog

特にクリエイティブの裏側は部屋のレイアウトやライティングの参考にもなります。マジでオススメ。

Webメディア/サイト
・おshinoぶ(http://blog.livedoor.jp/shino_b/archives/10602537.html
・OKINAlog(https://oshanavi.com/mydesksetups-2022spring/10929/
・KOKUYO(https://www.kokuyo-marketing.co.jp/column/cat3/post-126/
・kanademono(https://kanademono.design/pages/yomimono
・PREDUCTS デスクをすっきりさせるマガジン(https://note.com/goando/m/me3ed2026f6ac

これら以外にもデスクツアーや部屋晒しを片っ端から視聴・読み漁りました。

以上を参考にデスク制作の構想をまとめていきます。

デスク構想

自分の中で一番重要だったのは、27インチモニターを3枚+PCを置ける横幅を確保すること。仕様上の寸法から計算して、大体1800mm(1.8m)の横幅が必要。

天板奥行きはKOKUYOのサイズ別イメージを参考にしました。

モニターアームの台座がおよそ100mm。フルサイズキーボードを置くスペースを重視して750mm程度が良さそうです。

耐荷重はモニター1枚10Kgと想定して30Kg+デスクトップ+マージンで70kgくらいでしょうか。パイン材想定で計算ツールを使って計算させると最低板厚が28mmと出たので市販の30mm厚材を使うことにした。

以上の想定を満たす市販品は調べると余裕で10万を超えてしまい完全に予算オーバー。DIYすることにしました。

初期案では王道のIKEAのKARLBY(カールビー)を使おうかと思っていましたが、IKEAで実物を見て「なんか求めてる質感と違う」と思って計画変更。近所のホムセンを巡り1830×750×30のパイン集成材を見つけ、価格も1.6万程度とサイズに対して安めな印象。ハンドサンダー・オイルステイン・刷毛などを購入してもKARLBYより1万以上安上がりでした。

デスク脚はサンニード レッグスクエア SLG-2L-BKを購入。

質感を求めたため、粉体塗装のアイアン脚をチョイス。ここで安価なラッカー塗装アイアン脚を選ぶと、脚がツヤツヤして安っぽく見えます。(実際安いですが。)

奥行43×高さ68.5(cm)※アジャスターを含む。カラー:マットブラック

デスク制作

今回はただ組み立てるだけでなく、オイルステインを使用して色付けします。使用するのはワトコオイル ダークウォルナット W-13です。ザ・王道。塗装前の天板

まずは下準備として木地調整をします。
集成材表面を#240程度でやすり掛けします。集成材なのでどうしてもつなぎ目から余分な接着剤がはみ出していたり、0.1mm程度の段差があったりヤニが出ていたりするためそれらを取り除くためです。また集成材によっては表面に保護剤が塗布されている場合があり、オイルをはじいて染み込まないなどのトラブルを防止するという理由もあります。

やすりがけ

天板なので平面を出すためハンドサンダーを利用して、木目に沿ってやすりをかけていきます。電動サンダーのほうが楽です。購入するなら充電式よりコード付きをオススメします。

内装作業での床面壁面の下地仕上げ、塗装や板金の下地処理

両面・端をやすり掛けしたら乾いたぞうきんで削り粉をふき取ります。ついでに面取りもしちゃいましょうか。

天板面取り

次に塗装…といきたいところですが、先にアイアン脚用の穴をあけます。現物で位置合わせ・えんぴつで穴位置をケガキます。コツとして鉛筆の先をできるかぎりとがらせ、穴の外側に合わせてクルッとまわすことでしょうか。面倒なら脚位置を合わせたら穴開ける予定の部分を塗りつぶしてしまえばよいのです。

ドリル刃位置決め

穴あけですが自分はインパクトドライバに先ねじ式の木工ドリルで行いました。鬼目ナットの深さに合わせてドリルにマスキングテープを貼り目印にします。先ネジタイプだと治具なしでもドリルが勝手に食い込んで行くため、垂直に穴あけをしやすいです。

※細めのドリル(5ミリ以下)はインパクトドライバで使用しないで下さい。喰いこんだ状態でインパクトがかかると折れます。正直6~8ミリはモノによりけりなので気をつけて使用してください。心配ならドリルドライバをおすすめします。(特に100均ドリルはインパクトNG。折れて吹っ飛んできました。)

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穴あけができたらワトコオイルを塗っていきます。1回目は木材側にだいぶ吸われるので色を付けるための準備だと思いましょう。端から木目に沿って塗ります。塗料タレが気になる方は端をマスキングしましょう。

1回目は量を気にせず塗っていきます。全体を塗り切ったら15~30分ほど乾燥させ残ったオイルをふき取ります。2回目は薄目に全体を塗り、乾かないうちに耐水ペーパーの#400 #600くらいで研ぎます。(ウェット研磨)

塗り面積(1回塗り):約10m² 乾燥時間:24時間以上(20度) カラー:ダークウォルナット
その後表面を乾いたぞうきんで余りのオイルをふき取ります。1時間くらい乾燥させると、染み込みきらなかったオイルが浮いてくるので、またふき取ります。自分の場合は2時間くらいでオイルが浮いてこなくなりました。そこから完全乾燥(オイルが手についてこなくなる)まで3日かかりました。
ワトコオイル塗装天板

後は鬼目ナットを開けた穴に取り付け、脚を取り付けたら完成です。

デスク脚取付画像

モニター設置

デスクセットアップ
ディスプレイや周辺機器を置いたらいい感じに収まりました。
今後メイン用 / ゲーム用のディスプレイアームやスピーカーシステム・ケーブルトレーを設置してひと段落といったところでしょうか。

まとめ

できはまあまあ。本物のウォルナットに比べると色の奥行がないので、どうにかしたいものです。

費用: パイン集成材    ¥16,800
          アイアンレッグ ¥7,980
                             計¥24,780 +足りなかった工具代

追記:この長さになるとかなり左右へ揺れやすくなるので、裏側に補強が必要です。市販のダイニングテーブルを参考に角材で補強を組むことをオススメします。